第2話 お店を出しましょう!

場所を日本料理屋の方に移して僕は今、中小企業診断士針宮沙羅と対峙している。 なぜそうなったかというと、こんなことがあった。 座について僕がお茶を前に置いたとき、女の子は針宮沙羅と名乗った。「お茶、どうぞ」「ありがとうございます」 お茶を勧めると、ずずっと飲んだ。「お、おいしい」 お茶は丁寧に入れればお…