色いろシプリン
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宝石の残る世界
擬人化した宝石が静かな終末世界を旅する、ほのぼのファンタジー短編小説です。 ◆ 【宝石の残る世界】 風が吹いている。 それは、ここにまだ世界が存在することの証。 ひび割れた道路の隙間から伸びた草が揺れる中、青年は空を仰いだ。 「今日も星は綺麗だ」 静かな夜に一人歩くその姿は、人間そのもの。しかし、彼は人間…