アマチュアの根暗についての覚書|ひとりになりたがるものの

私かな? うわの空で、不注意で、退屈しきって、自分がどんな印象を人に与えているかも気づかずに、勉強しかけてはしばしば中断したり、計画を立てては実行せず、遊んでもおもしろくないといった具合で、私は時を過ごしていた。その時、見かけはほんのつまらない事情が、私の気持に重大な革命をもたらすことになった。 パ…