珈琲三杯|思索のための思索
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ただひとつの私の星についての覚書|星ではないなにかを見てる
二十二時五十五分とあるコンビニにて 星が一匹泳いでおった。奴の仲間はみな雲の底に沈んだ。奴は空に敷かれた暗幕を汚す一点の染みであった。奴は黒き柔肌の上の白き 黒子ほくろ であった。奴は周りの黒いところを旨そうに喰っておった。あの星を眺める私はまずそうに白煙を呑んでおった。ポケットの中身にWi-Fiの電波を…