珈琲三杯|思索のための思索
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1冊のノートについての覚書|そうね、私は地獄に堕ちるの
好奇心は人を殺す 保管期限の過ぎた忘れ物を処分していたときのことであった。その中に1冊のくたびれた小さなノートがあった。表紙の傷み具合、ページの膨らみ具合からして、相当に書き込まれたものであると容易に推測できた。「イカンイカン、こういうのは中身を覗かずに黙って捨ててやるのが礼儀ってもんだ。」そう自分…