「琥珀の秋、0秒の旅」|ライトノベル|文学・小説|書籍|小学館

麦野カヤトは、高校の修学旅行で北海道の函館を訪れていた。<br>内気で友達のいない彼にとって、クラスメイトたちとの旅行は苦痛でしかない。<br>それでも周りに合わせてグループ行動を続けていた、そのとき。<br><br>世界の時が止まった。<br><br>まるで神様が停止ボタンを押したみたいに、通行人も、車も、鳥も、自分以外のあらゆるものが静止し…