小説ア・ラ・カルト 〜季節と気分で選ぶ小説(時々映画)〜
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簡単に言うと元祖ツンデレ?「草枕」夏目漱石 著
襖の音に、女は卒然と蝶から目を余の方に転じた。視線は毒矢のごとく空を貫いて、会釈もなく余が眉間に落ちる。 ( 集英社文庫「 草枕」夏目漱石・著 91頁より) ご紹介する小説は、夏目漱石の「 草枕」です。 目次 ・「 草枕」キーワード ・あらすじ ・味わいポイント ①元祖ツンデレ?な主人公&ヒロイン ②ちょっとドキ…