高橋青年のステファン・グラッペリ物語 7「モントルー・ジャズ・フェスティバル」

パリでの生活を始めた高橋青年でしたが、どうやってステファン・グラッペリと連絡を取っていいか分からず、悶々とした日々を過ごしていました。 名刺をもらったからといって、世界的バイオリニストに、気軽に電話する訳にもいきません。 「電話ではうまく話せないかも」という不安もありました。 高橋青年は、名刺の住所を…