新simmel20の日記
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サルトルは〈有効〉か
フランス文学者の鹿島茂氏が、「『嘔吐』から『ペスト』の世界へ」と題して、『週刊ポスト』4/1号誌上に短いエッセイを載せていた。孤独な個の彷徨を描いたサルトルの『嘔吐』は、戦後日本の出発に適った作品であり、カミュの『ペスト』は、共生原理なくして生きられない東日本大震災の被災地にふさわしい作品であるとして…