新simmel20の日記
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黒川正剛『魔女狩り』を読む
黒川正剛太成学院大学教授の『魔女狩り』(講談社選書メチエ)は、ヨーロッパで15世紀前半から18世紀後半にかけて約4万人の人々が魔女として処刑されたとされる、その魔女狩り=魔女裁判とは何であったのかを、近代誕生の機制との関係で捉えようとしている。考察の視点は、1:視覚を中心とする感覚の近代化、2:自然認識…