新simmel20の日記
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粟散辺地(ぞくさんへんち)
秦恒平『親指のマリア』(筑摩書房)の「審問の章〈ヨハンⅡ〉」では、新井勘解由(白石)が、長崎通詞の今村源右衛門とその部下の通詞品川兵次郎、加福喜七郎らを従えて、二人の奉行とともに連日シドッチ神父を審問する。世界地図を拡げて、勘解由が西洋の地政学的・歴史的事情を問い質すところは、面白い。この章は、シド…