逢坂剛『鏡影劇場』(新潮社)で紹介された富士見ロマン文庫装画

(金子國義・富士見ロマン文庫コレクション) E.T.A.ホフマンがじつは作者ではないかと、疑われたこともあったというポルノ小説『悪女モニカ』と同時代に書かれ、その原稿が『悪女モニカ』と同様、甥の手に渡ってから出版されたと伝わる、オペラ歌手ヴィルヘルミネ・シュレーダー=デフリントの『ある歌姫の思い出』の話が…