80年代的“笑い”のラジカリズム

唐十郎ら60年代、つかこうへいら70年代のアングラ演劇・小劇場演劇においても笑いは重要な構成要素ではあった。しかし、それはあくまで物語を展開していくうえでの副次的要素にすぎなかった。ところが80年代に入って大きな転換点が現れる。笑い原理主義の出現である。それは宮沢章夫、ケラリーノ・サンドロヴィッチ(ケラ…