中西理の下北沢通信
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連載)平成の舞台芸術回想録第二部(2) ク・ナウカ(SPAC)「天守物語」
平成の舞台芸術回想録第二部(2) ク・ナウカ(SPAC)「天守物語」 90年代には平田オリザらによる現代口語演劇(関係性の演劇)と並ぶもうひとつの大きな流れがあった。それが「身体性の演劇」で、その代表的な作家と私が考えていたのが当時ク・ナウカを率いていた演出家、宮城聰だった。宮城の演劇は口語演劇ではなく、…