後期クイーン論に向けた序章として(番外編3)  エラリー・クイーン「Zの悲劇」(角川文庫)

後期クイーン論に向けた序章として(番外編3) エラリー・クイーン「Zの悲劇」(角川文庫) クイーンの作品を最初に読んだのが実は「Zの悲劇」だった。というのはマニア傾向のあるミステリファンにはよくありがちなことではあるが、その時点でネタ晴らしの解説本で「Xの悲劇」「Yの悲劇」の犯人像およびあらかたの内容を…