只見川毒流(会津若松市)

1 概要 慶長16年(1611年)辛亥7月,蒲生飛騨守秀行卿が只見川で毒流しを行うため,民家に指示し,柿渋や蓼,山椒の皮を集め,これらを搗きはたいていた。 この折,山里に夕暮れ頃,旅の僧侶が現れ宿を借りたが,その際に主人を呼んで,明日,秀行卿が毒流しをするとのことだが,有情非情の生物に命を惜しまないものはな…