川端裕人『ドードー鳥と孤独鳥』『ドードーをめぐる堂々めぐり』感想&三浦半島・小網代の森を訪ねて

ドードー鳥と孤独鳥 作者:川端裕人 国書刊行会 Amazon 川端裕人『ドードー鳥と孤独鳥』はなんというか、生物学SFの一つの理想形のような作品だと思えた。 語り手・視点人物となる望月環とその親友・佐川景那。それぞれを絶滅した動物、ドードー鳥と孤独鳥に自らを重ね、そういう人間であると互いに理解し合った二人の人生…