「ニセの人望」ではなく、自分に合う人望を求める

福沢諭吉の『学問のすゝめ』に、こんな意味の一節があります。 「人望はその人の備えている能力や人徳によるものだが、そうでないことも多い。それは、見かけだおしの宣伝だけで売れているインチキ商品みたいなものだ」 つまり、実際の能力などに基づかない「ニセの人望」がはびこっていると。そんな事例は昔も今も後を絶…