プーチンの「被害者意識による正当化」という思考回路

先日(2023年2月21日)の年次教書演説など、ロシアのプーチン大統領は「ウクライナでの紛争を煽り、犠牲を拡大させたのは、西側の権力者とウクライナの現政権だ」という発信をくり返しています。 それは要するに「自己正当化」ということですが、その「正当化」で特徴的なのは「われわれこそが被害者である」という主張で…