「人生初ヒッチハイクの挑戦」キャメロン・ハイランド|東南アジア旅エッセイ⑬

一人の女性が近づいて来て、「もし泊まるところがなければ私の部屋ベッド二つあるから泊まってもいいわよ?」と声をかけてくれた。 僕は丁重に断ったが、その申し出の暖かさに心を打たれた。どこの誰かもわからない異国の男を自分の部屋に泊めようとする女性がこの世の一体どこにいるのだろうか。