ホウ・シャオシェン『冬冬の夏休み』映画となる夏休み

ホウ・シャオシェン監督による1985年作『冬冬の夏休み』、そしてホウ・シャオシェンにおける「見ること=映画」という構造について。子供の特徴として、友達間以外では状況に対して何もできないということがある。この映画ではそれがルールとして設定される。 何かが起きた時には年上の人々に言うしかないし、それが聞かれ…