境界なき社会先取り エドワード・ヤン監督に脚光再び - 日本経済新聞
エドワード・ヤン(楊徳昌)が逝って10年。1980年代に登場したアジアの新世代監督の中で随一の理知派は、21世紀のボーダーレス社会の葛藤を先取りしていた。その映画は今、輝きを増す。「頭が切れた。物事に対してはっきりした見方をもっていて、細部まで計算できた。まるでコンピューターだと思っていた」台湾ニューシネ…