一つの病で各部に炎症・しこり IgG4関連疾患を知る 免疫に異常 がんと識別を - 日本経済新聞

目の涙腺や唾液腺、膵臓(すいぞう)、肝臓、腎臓など体のあちこちに炎症が起きてしこりができる「IgG4関連疾患」は、21世紀に入り日本が中心になり概念が確立された難病だ。それぞれ別の病気と考えられてきたが、病変部が異なっても血液中の免疫関連物質IgG4の値が高い共通点が見つかり、全身性の病気とみなされるように…