アバンギャルドな老人とゆとりセンシティブな若者、だけじゃないという話

「すみれ荘ファミリア」は、私にとって凪良さん4作目であり、現状の非BLとしては最後の作品です。 勿体ない気持ちが先行していてなかなか読まずにいましたが、「流浪の月」が見事に本屋大賞を受賞され、その勢い余って読んでしまいました。 おんぼろ下宿すみれ荘の管理人をしている一悟は、その下宿人たちと家族のように暮…