長岡 河井継之助を想う旅 その1

10月の旅は新潟県長岡へ。旅の主題は司馬遼太郎の小説『峠』である。『峠』は、幕末の動乱期に越後長岡藩の家老となった河井継之助の物語だ。中学生の時に、初めて読んだ司馬作品である。本を読むことの面白さを知った一冊であり、司馬文学に傾倒していくことになるキッカケでもある。いつかは訪れようと思っていたが、漸…