数字好きと会話のラリー

鳥手(とりで)純太(じゅんた)は、自分の作業机の上部に取りつけられたLED情報板を見上げた。4桁の赤い数字が縦に3つ並んでいる。予定、実績、差。 目標の数値と、実際にこなした数値。そしてその差。 鳥手が受け持っている作業は、基盤の上にメモリのような部品を取り付ける作業だった。ひとつ取り付けが終わるたびに…