お気に入りの場所と昨夏のあいつ

キッチンの窓の近く。 週末の朝、ここで読書をする時間が好きです。 この時期は日の光が暖かく、とても気持よく過ごせます。 窓を開けると風が入ってきてなお心地よいのですが、ある出来ごと以来、開かずの窓となっているのです。 さかのぼること昨年の夏になる少し前。 開けていたこの窓から、ゆっくりと黒いあいつが侵入…