クルキ・タリナ⑤ 危機の時代(1145-1164)

フィンランドの一部族から一気にその勢力を拡大し、ついにはスカンディナヴィア半島全域を手中に収める大帝国を築き上げたクルキ家。 しかしこれを実現させた初代皇帝アンリ・クルキは、その晩年に異教徒との結婚や残虐な振る舞い、そして帝国統一期に為したとされる「弟殺し」の悪評が祟り、その評判を一気に落とすことと…