女君に会えなくなる悲しさに泣く源氏【源氏物語 27 第2帖 箒木16】冷淡な女への恨みと、 会えなくなることに 胸を痛めて 泣く源氏。人妻である女君の煩悶を思いやる

【源氏物語 第二帖 箒木(ははきぎ)】 〜五月雨が降る夜、光源氏が宮中で宿直をしているところに、頭中将(葵の上の兄)ら仲間の貴公子たちが訪れた。 各々自分の恋愛体験を語り、女性を三つの品、上の品、中の品、下の品と階級に分けて自分の持論を展開します。 光源氏はこの話し合いをきっかけに、それまで縁のなかった中…