今も昔も祭りはワクワク🌷【源氏物語135 第九帖 葵8】行列に参加した人々は皆美しく身を飾っているが 源氏が抜きん出て美しい。誰も彼も源氏に夢中である。

行列に参加した人々は 皆 分相応に美しい装いで身を飾っている中でも 高官は高官らしい光を負っていると見えたが、 源氏に比べるとだれも見栄えがなかったようである。 大将の臨時の随身を、 殿上にも勤める近衛の尉《じょう》が するようなことは例の少ないことで、 何かの晴れの行幸などばかりに許されることであったが…