【源氏物語250 第十帖 賢木62】中将は弘徽殿の大后の妹の四の君の婿であるが 反感を持たれ昇進はなかった。始終源氏の所へ来て、学問も遊び事も一緒にしていた。

ありがとうの気持ち(Thankful mind)written by 蒲鉾さちこ 太政大臣の四女の所へ途絶えがちに通いは通っているが、 誠意のない婿であるということに反感を持たれていて、 思い知れというように 今度の除目にはこの人も現官のままで置かれた。 この人はそんなことは眼中に置いていなかった。 源氏の君さえも 不遇の歎《な…