源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
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【源氏物語279 第12帖 須磨13】紫の上の父の兵部卿の宮は、源氏の失脚後、皇太后派をはばかってよそよそしい態度をおとりになる。
悲哀の響き(Echo with sorrow) written by 蒲鉾さちこ 父の親王は初めからこの女王《にょおう》に、 手もとで育てておいでになる姫君ほどの深い愛を 持っておいでにならなかったし、 また現在では皇太后派をはばかって、 よそよそしい態度をおとりになり、 源氏の不幸も見舞いにおいでにならないのを、 夫人は人聞きも恥ず…