源氏物語 第19帖 薄雲(うすぐも)🪷光源氏31歳冬から32歳秋の話。明石姫君は紫の上に養育される。病に臥していた藤壺が崩御する。

光源氏31歳冬から32歳秋の話。 明石の御方は悩みぬいた末、 母尼君の説得もあって姫君を源氏に委ねることを決断する。 雪の日に源氏が姫君を迎えに訪れ、 明石の御方は涙ながらにそれを見送った。 二条院では早速盛大な袴着が行われ、 紫の上も今は姫君の可愛らしさに魅了されて、 明石の御方のことも少しは許す気になるの…