源氏物語 第4帖 夕顔(ゆうがお)〜源氏17歳夏から10月。乳母のお見舞いに行った時に見かけた夕顔の花 可憐な女君との出会い

源氏17歳夏から10月。 従者藤原惟光の母親でもある乳母の見舞いの折、 隣の垣根に咲くユウガオの花に目を留めた源氏が取りにやらせたところ、 邸の住人が和歌で返答する。 市井の女とも思えない教養に興味を持った源氏は、 身分を隠して彼女のもとに通うようになった。 可憐なその女は自分の素性は明かさないものの、 逢瀬…