【源氏物語597 第19帖 薄雲28】女院も御信頼あそばされた人で、朝廷からも重い待遇を受けてた僧都が 夜居《よい》の僧として帝に侍していた。静かな夜明け 人は退出し誰もいなくなった。

⚠️表題を間違えました 正しくは 源氏物語597 第19帖 薄雲28です 御葬儀に付帯したことの皆終わったころになって かえって帝はお心細く思召《おぼしめ》した。 女院の御母后の時代から 祈りの僧としてお仕えしていて、 女院も非常に御尊敬あそばされ、 御信頼あそばされた人で、 朝廷からも重い待遇を受けて、 大きな御祈願…