【源氏物語622 第20帖 朝顔4】女五の宮は源氏の美貌を褒める。源氏は自分は衰えてしまったが、帝の美貌は古今無比であると言うと、宮は 「陛下を拝んでおればいっそう長生きできますね」と申された。

また続けて、 「ますますきれいですね。 子供でいらっしった時にはじめてあなたを見て、 こんな人も生まれてくるものだろうかとびっくりしましたね。 それからもお目にかかるたびに あなたのきれいなのに驚いてばかりいましたよ。 今の陛下があなたによく似ていらっしゃるという話ですが、 そのとおりには行かないでしょう…