源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
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【源氏物語682 第21帖 乙女37】下《しも》仕え幾人を優れた者を多数の中から選ぶことになった。陛下が五節《ごせち》の童女だけを御覧になる日の練習に縁側を歩かせて見て決めようと源氏はした。
舞の稽古《けいこ》などは自宅でよく習わせて、 舞姫を直接世話するいわゆるかしずきの幾人だけは その家で選んだのをつけて、 初めの日の夕方ごろに二条の院へ送った。 なお童女幾人、 下《しも》仕え幾人が付き添いに必要なのであるから、 二条の院、東の院を通じてすぐれた者を多数の中から 選《よ》り出すことになった…