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🪷限りとて 別るる道の 悲しきに いかまほしきは 命なりけり🪷〜桐壺更衣 第1帖 桐壺(きりつぼ)
限りとて 別るる道の 悲しきに いかまほしきは 命なりけり 〜今を限りにお別れする悲しさにつけても、 私が行きたいのは死出の旅路ではなく、生き長らえていたいのです。 なんて悲しい歌なのでしょう 光源氏の母君の桐壺更衣(きりつぼのこうい)は、すっかり体が弱ってしまいました、 重篤な状態となったの更衣が里に退出…