宮城野《みやぎの》の露吹き結ぶ風の音《おと》に小萩《こはぎ》が上を思ひこそやれ🪷桐壺帝 御歌【第1帖 桐壺】

宮城野《みやぎの》の 露吹き結ぶ風の音《おと》に 小萩《こはぎ》が上を思ひこそやれ 〜宮城野を吹いて露を結ぶ風の音を聞くと、小萩(幼な子)のことが思い出されてならない。 桐壺帝の 母を亡くした子への気持ちが溢れて涙が出ます 「こういうお言葉ですが、 涙にむせ返っておいでになって、 しかも人に弱さを見せまい…