源氏物語&古典blog✨🪷 🌿和歌 ときどき漢文🌿
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空蝉の君に あの薄衣を返す時に添えた歌〜逢《あ》ふまでの 形見ばかりと 見しほど ひたすら袖《そで》の 朽ちにけるかな🌸 by 源氏の君
逢《あ》ふまでの 形見ばかりと 見しほどに ひたすら袖《そで》の 朽ちにけるかな 〜再び逢う時までの形見の品というくらいに思い持っていましたが、 そうしている内にひたすら涙で小袖の袖が濡れて、 朽ちてしまいましたよ。 【第4帖 夕顔】 伊予介《いよのすけ》が十月の初めに四国へ立つことになった。 細君をつれて行…