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逢はぬ夜を 隔つる中の衣手《ころもで》に 重ねていとど 身も沁《し》みよとや〜末摘花の姫君に by 源氏の君🌺
「逢はぬ夜を 隔つる中の衣手《ころもで》に 重ねていとど 身も沁《し》みよとや」 〜幾夜も会わずにいて隔たってしまった私たちの仲ですが、 独り寝をする衣の袖に、さらに 衣の袖を重ねて より疎遠になれとおっしゃるのですか 【第6帖 末摘花】 翌日命婦が清涼殿に出ていると、 その台盤所《だいばんどころ》を源氏がの…