見ても思ふ 見ぬはたいかに 歎《なげ》くらん こや世の人の 惑ふてふ闇《やみ》🪷〜嘆く源氏の君に by 藤壺の宮の苦悩を伝える王命婦

見ても思ふ 見ぬはたいかに 歎《なげ》くらん こや世の人の 惑ふてふ闇《やみ》 嘆く源氏の君に by 藤壺の宮の苦悩を伝える王命婦 〜御子をご覧になる藤壺の宮様も物思いに沈んでいらっしゃいます。 若宮をご覧にならない源氏の君もまた どんなにかお嘆きのことでしょう。 これが世にいう親心の闇というものでしょうか 【…