深き夜の 哀れを知るも 入る月の おぼろげならぬ 契りとぞ思ふ🌸〜朧月夜に似るものぞなきと詠いながら来た女君に🌕 by 源氏の君

深き夜の 哀れを知るも 入る月の おぼろげならぬ 契りとぞ思ふ 朧月夜に似るものぞなきと詠いながら来た女君に by 源氏の君 〜趣深い春の夜更けの情趣をご存知でいられるのも 山の端に入る月のせいでしょう 貴女と私の縁は、 前世からの浅からぬ御縁があったものと存じます 【第8帖 花宴 はなのえん】 「朧月夜《おぼろづ…