うき身世に やがて消えなば 尋ねても 草の原をば 訪はじとや思ふ🪷〜源氏の君に 袖をとらえられた朧月夜の姫君の歌🌃

うき身世に やがて消えなば 尋ねても 草の原をば 訪はじとや思ふ 源氏の君に 袖をとらえられた朧月夜の姫君の歌 〜不幸せな身のまま 名前を明かさないでこの世から死んでしまったなら 名乗らなかったからといって、 あなたは 草の根を分けてでも 私を尋ねて来てくださらないと思います。 【第8帖 花宴 はなのえん】 「ぜひ…