限りあれば うす墨衣浅けれど 涙ぞ袖を 淵《ふち》となしける 〜葵上を失い 悲しみに暮れる源氏の君 湧き上がる悲しみをうたった歌🪷 

限りあれば うす墨衣浅けれど 涙ぞ袖を 淵《ふち》となしける 葵上を失い 悲しみに暮れる源氏の君 湧き上がる悲しみをうたった歌 〜きまりがあるので 薄い色の喪服を着ている。 私の気持ちが浅いようだけれど そうではない。 涙で袖は淵のように深く悲しみに濡れている 【第9帖 葵 あおい】 淡鈍《うすにび》色の喪服を着…