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草枯れの 籬《まがき》に残る 撫子を 別れし秋の 形見とぞ見る〜葵の上の大宮に 竜胆や撫子の花を添えて by 源氏の君🪻
草枯れの 籬《まがき》に残る 撫子を 別れし秋の 形見とぞ見る (葵の上の母の)宮様に 竜胆や撫子の花を添えて by 源氏の君 〜草の枯れた垣根に咲き残っている撫子の花を 秋に死に別れたお方の形見のように思って見ています。 【第9帖 葵 あおい】 ただ一人の人がいなくなっただけであるが、 家の中の光明をことごとく失…