さえわたる池の鏡のさやけさに 見なれし影を見ぬぞ悲しき〜宮の迫った実感のこもった歌に涙が溢れ、源氏は、凍った池を眺めがなら歌った❄️

さえわたる 池の鏡の さやけさに 見なれし影を 見ぬぞ悲しき 宮の迫った実感のこもった歌に涙が溢れ、 源氏は、凍った池を眺めがなら歌った❄️ 〜氷の張りつめた池が鏡のようになっているが 長年見慣れたそのお姿を見られないのが悲しい 【第10帖 賢木 さかき】 中宮は三条の宮へお帰りになるのである。 お迎えに兄君の兵部…