心からかたがた袖を濡らすかな明くと教ふる声につけても〜許されぬ恋人たちの秘密の逢瀬🪷尚侍(ないしのかみ)の歌🍃

心から かたがた袖を 濡らすかな 明くと教ふる 声につけても 許されぬ恋人たちの秘密の逢瀬 尚侍(ないしのかみ)の歌 〜あれこれと考えると心の底から悲しくて、 涙で袖を濡らすことです。 夜が明けることを告げる声を聞くにつけましても。 【第10帖 賢木 さかき】 心から かたがた袖《そで》を 濡《ぬ》らすかな 明くと…