あひ見ずて忍ぶる頃の涙をもなべての秋のしぐれとや見る〜朧月夜の君(尚侍)の手紙への返事 by 源氏の君🍂

あひ見ずて 忍ぶる頃の 涙をも なべての秋の しぐれとや見る 朧月夜の君(尚侍)の手紙への返事 by 源氏の君 〜貴方に お逢いできずに 恋い忍んで泣いている涙の雨までを ありふれた秋の時雨とお思いなのでしょうか 【第10帖 賢木 さかき】 どんなに苦しい心を申し上げてもお返事がないので、 そのかいのないのに私の心は …