🪻源氏物語&古典blog 和歌&漢文🪻
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人目なく 荒れたる宿は 橘の花こそ軒の つまとなりけれ〜源氏の歌にしんみりした気持ちになる女御の返歌🪷
人目なく 荒れたる宿は 橘の花こそ軒の つまとなりけれ 源氏の歌にしんみりした気持ちになる女御の返歌 〜昔を思い出させる橘の香を懐かしく思って ほととぎすが花の散ったこのお邸にやって来ました。 【第11帖 花散里 はなちるさと】 「橘の 香をなつかしみ ほととぎす 花散る里を 訪ねてぞとふ」 昔の御代《みよ》が恋し…